大動脈弁閉鎖不全とシアリス服用の安全性

シアリスはEDの治療薬として、海綿体平滑筋の緊張を緩め、それによって血流を良くする効果があります。
心理的要因による「心因性」と神経や血管などによる身体の問題による「器質性」、これら2つの「混合型」にも有効な薬です。
勃起不全を起こす成分である酵素PDE5(ホスホジエステラーゼ タイプ5)を阻害する作用からPDE5阻害薬とも呼ばれています。
国内外の臨床試験による実験において、症状の違いはありますが70から90パーセントの効果が得られています。
服用後36時間の機能改善効果があり、食事などの影響もさして問題視されずに長時間の安定的な効果を与えてくれます。
副作用としては、頭痛や頻脈・彩視症・光視症・目眩・熱りなどがあげられています。
注意しなければならないのは、重い心疾患をもっている方のシアリスの服用です。
大動脈弁閉鎖不全では、初期の場合これといった症状がないことが殆どです。
徐々に進行することによって疲れやすくなったり、運動後に息切れが強く顕われることが上げられます。
さらに、夜間の就寝中に呼吸が苦しくなったり、息苦しく寝ていられなくなり身体を起こして呼吸を整えなくてはならない状態になります。
大動脈弁閉鎖不全の原因としては弁自体の異常や加齢・高血圧・何らかの感染症による弁の変化、大動脈の異常と大動脈瘤または解離なども要因となります。
これらの症状を抑える薬を飲まれている方は、シアリスの服用前に医師への相談が必要となります。
他にシアリスと飲み合わせてはいけない薬として、心不全に使用する硝酸薬の「ニトロ」と呼ばれている薬は急激に血圧を下げてしまいます。
また排尿障害治療薬と降圧剤にも注意が必要となります。